「ほそりょーのアカペラ研究所」研究日誌

「ほそりょーのアカペラ研究所」。日々のアカペラ研究を綴ります。お知らせもします。

松浦航大さんの新作アカペラ ・『YOASOBIメドレー』大物アーティストがハモった妄想してみた。アレンジとミックスしたのと、解説を…

こんばんは!細井です!
 
松浦航大さんの新作アカペラ
「『YOASOBIメドレー』大物アーティストがハモった妄想してみた。」
アレンジとミックスを担当致しました。
 
ぜひぜひお聴きください!
よろしくお願い致します!!
 
 
航大さんはコーラスもものまねでやっているので、いろいろな声質、歌のフレージングのバリエーションに富んだ色彩感豊かなコーラスワークになっています。
今回はリード、ベース、ボイパを基軸にしっかり聴かせるミックスの方向性です。
そしてコーラスはものまねの歌い方や声の質感を鮮明にするため、ダビングせず1本勝負です。
 
一般的にコーラスは録音する本数が増えるほど厚みが増していくと同時に1つずつのパートがまろやかに溶け合って抽象的になっていきます。
逆に1本だとフレーズの細かいところまでかなりはっきり生々しく聴こえる仕上がりになります。
今回はものまねで工夫に溢れたコーラス1パートずつも、くっきりしっかり聴こえるようにあえて重ねず1本で攻めました。
一方「群青」のアウトロは合唱的なコーラスワークでしっかり本数を重ねてダビングして厚みを出しております。
これを読みに来る方はきっとマニアなのでこの辺りも少し詳しく書いた次第ですw
マニアの方は上記の重ねる本数の違いによるコーラスの音の雰囲気の違いもぜひ楽しんで頂きたいです。
どちらもそれぞれ良さがあります。 
 
航大さんのコーラスワークはまるでリードボーカリストが5-6人同時に歌ってるような感じで、僕としてはコーラスパートもしっかり歌うことの重要性を改めて感じた次第です。
 
よろしくお願い致します!!